夏の終わりに思う。

夏の終わりに思う。

夏も終わりに近づくと
道端に、ひっくり返ったセミをよく見かける。

昆虫は硬直すると脚が縮まり
関節が曲がる。
そのため、地面に体を支えていることができなくなり
ひっくり返ってしまうのね。

セミもそうね。

ある雑学の著書

生きものたちは、晩年をどう生き、
どのようにこの世を去るのだろう──。

その中の、セミの話。

セミの目は体の背中側についているから
ひっくり返ったセミは
空が見えているわけではなく
視野に入っているのは、地面になる。

最期に見る、見えてる景色。

「もっとも、彼らにとっては
その地面こそが幼少期を過ごした
懐かしい場所でもある。」

そうね、私もそう思う。
セミは成虫になってからは短い命だけど。
成虫になるまでは
土の中で何年も過ごしていたのだからね。

Latte とのお散歩コースの大きな木。
今年もセミの抜け殻がたくさんあった。

来年もこの木がこのままあると良いな。
NEW ENTRIES
こむら返り(06.05)
虫の日に思う事。(06.04)
6月4日(06.04)
一週間(06.03)
メッセージ(06.03)
土曜日(06.03)
寝る前に(06.02)
今夜は(06.02)
雨ね。(06.02)
スイカ(06.01)
TAGS
Blythe Butterfly Collection Dailylife Event Friend Goods Latte Spider いきもの お買い物 お彼岸 お盆 ご挨拶 らっちゃんへ ツマグロヒョウモン ナミアゲハ 覚書 月はじまり 今日は 思想 実家 特別な日 夢話 命日
ARCHIVES
RSS
RSS